説明
福来みかんは直径3センチほどの小さなミカンで、皮は鮮やかな黄色。小さいながらに香り酸味が強く香りは日向夏や黄金柑に似ています。この皮の香りの高さから、地元では七味唐辛子の材料のひとつ、チンピとして使われてきました。
普通のみかんと比べて可食部が小さく、種が大きいことから食用としてのみかんとしては忘れられていく存在になりつつありました。しかし、最近になり香りの高さなど、福来みかん特有のよさが見直され、2006年には筑波福来みかん保存会が結成されました。青果用に加えて七味唐辛子のほか、ジャムなど加工品を作るなど、つくばの名産品として、その存在は徐々に名が広まりつつあります。
この記事へのコメントはありません。